西川進の軽い興奮状態
興奮日記
2004

★2/1
HAPPY DRUG STOREの清水和彦氏永眠

HAPPY DRUG STOREの清水和彦が
交通事故の為に1月29日午前3時20分に永眠された。

あまりにも突然すぎる悲報で、
なかなか現実を受け入れる事が出来ず、
関係者各位に返す言葉も見つからず、
この日記を書くのに10日以上かかってしまった。

1週間ほど前、筒井康隆の「ヘル」を読んだ。
筒井さんの出した本は、ほとんど全部読んでるはずだが、
ここ最近は、結構「死」に関する題材が多い気がする。
おおまかなあらすじは、、、
『不条理な亡くなり方をした時、一旦魂が
「ヘル」と言う場所に移動し、そこで精神が浄化される。
そこは生者の夢の中とも繋がっていて、
時間や場所の規則が無い。
60歳の人が、小学生の時の同級生と会えたりする。
それが、同級生の夢の中だったりもする。
そして色んな出来事でこころが浄化され、
違う場所へと旅立てる。』
、、、と言った感じだ。

自分の夢から、その「ヘル」に行って、
清水君に会いたいと思った。

Water of Lifeという名前でデビューした彼とは、
デビューの頃の何曲かをギタリストとして参加させてもらい、
故郷が同じ滋賀と言う事で意気投合し、
その後は毎年年賀状を送ってくれる仲だった。
最近はHAPPY DRUG STOREというユニットを作り。
かなりいい感じだった。
もちろんWater of Lifeも素敵で、
すごく繊細で、まさしく琵琶湖のほとりで、
水のゆらぎを感じてしまう、、、
そんな音楽だった。

「ヘル」に行ったら、
清水君の音楽は本当に素敵だったと伝えたい。
そして、
残念ながらその音楽は誰にも真似する事は出来ない。
でも、音楽に対する情熱だけは、
しっかりと継いでいくから、安心して!
と伝えたい。

始まりがあるものは必ず終わりがある。
生を受けたものは、必ずいつか死ぬもの、
そんなことは誰しもが知る所であるが、もちろん
毎日そんなことを考えながら生きているわけではない。
現実として「死」が自分の近辺で起きた場合、
人は狼狽え、
明日を生きていくのが困難な状態に陥る。
でも、実はそこから立ち直る術を、本能で知っている。
しかもかなり優秀な生理的回路を持っているはずである。

HAPPY DRUG STOREのもう一人のメンバーの
小林さんから、
今後もHAPPY DRUG STOREを続けていくと言う
メールをいただいた。

心から強く応援したいと思う。

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