西川進の軽い興奮状態
興奮日記
2003
★5/28
夏の空
玄関から外に出ると、夏の空だった。
蝉こそ鳴いてなかったけどね。
はきはきした青い空に、
真っ白とグレーで出来た雲が
綿菓子みたいにぽかぽか浮かんで、
地面の水分が蒸発していく様が目に見えるようで、
どこからか、草の匂いがする。
夏の始まりを、もう何回も感じているが、
何回感じても新鮮な気持ちになる。
ポーチの白い扉を開け、小さい階段を降りると、
向こうから私の白い車がやって来た。
私の愛車は楽器を満載しており、
日光の熱から守るため、
近所の屋根付きの駐車場に止めている。
2年以上も乗ってると、
私の出かけたい気持ちが伝わるのか、
勝手にここまでやって来た。
車は私の真ん前で止まり、軽く会釈した。
そして、運転席のドアーをゆっくり開けてくれた。
(おまえは猫バスかー?)
と、小さい声で言いながら車に乗り込む。
カルがわんわん吠える。草いきれ。
思ったよりふわふわした運転席で、
少しリクライニングしてみる。
、、、、、気持ちいい。
猫バスの中はこんな感じなのかなあ、、。
遠のいていく意識。ここはどこ?
、、、、、、気がつくと、ベットの上だった。
えーっ何故?と言う気持ちと、やっぱりと言う気持ちが
入り交じってる。よかった、、、まだ9時半だ。
12時の札幌行きの飛行機にはまだ間に合う!
歯磨きして顔を洗ってシャワー浴びて10時半。
玄関を開けて外に出ると、やっぱり夏の空だった。
これから起こる出来事に若干の不安を感じながら、
ポーチの白い扉を開けた。
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