西川進の軽い興奮状態
興奮日記
2003

★2/15
どっかで聞いたことある話

農作物がたくさんとれるある村に小さな学校がありました。
その学校には、頭がよく、血の気の多い生徒が
何人かいました。
川の向こうには大きな町がありました。
町のお金持ちは農作物を村人から安く買い取り、
町の人々に法外な高値で売り、利益を得ていました。
そのシステムが、だんだん村人にもわかってきて
村人は怒りはじめました。
村の学校の頭がよく血の気が多い生徒たちが、
このままでは町のお金持ちにだまされて
村の農作物がなくなり、みんな飢え死にしてしまうと思い、
町のお金持ちの家を壊してしまいました。
その時何人かのお金持ちと、
まったく関係ない人達が亡くなりました。
お金持ちは怒って、そんな生徒のいる学校は
壊してしまえと言って、学校ごと
ミサイルで破壊してしまいました。
女の子も男の子も、おびただしい数の生徒が
亡くなりました。
怖くなってしまった村人は、
お金持ちが襲ってきたときのことを考えて、
秘密で武器を隠し持つようになりました。
それを知ったお金持ちは、
村人は武器を持ってはいけないという法律を
勝手に作りました。
本当に村人が武器を持っていないか、
何日もかけて調べました。
本当に武器を持っていなかった村人も、
持っていたと、濡れ衣を着せられ、
法律違反として、お金持ちが
村全体を爆撃することになりました。
あかちゃんも、おとしよりも、
女の人も男の人も、
おびただしい数の人が亡くなりました。
かろうじて生き残った村人の中に、
天才的な頭脳の持ち主がいました。
その人は一発でお金持ち全員が死ぬくらいの
破壊力のあるミサイルを考え出しました。
そのミサイルをお金持ちの家に向けて発射しました。
お金持ちは全員死にました。
ミサイルの破壊力は想像をはるかに超えていて、
お金持ちの家どころか、
町も村も畑もすべて破壊しました。
そしてみんな死にました。

みんな死んだと思ったら、
捨て犬の「カル」だけが生き残りました。
カルだけだと思ってたら、近所の
柴犬の「タロちゃん」も生きていました。
タロちゃんはカルのことを前々から好きだったので、
2匹は廃墟の中をたくましく生きていきました。
何匹も子供を生み、その子供がまた子供を生み、
そしていつしか小さな村になりました。
そしてそこにずば抜けて知能の発達した
犬が生まれました。
その犬は豊かな土壌を利用して農業をはじめました。
遠い町からその農作物を買いにくる犬がいました。
お金というものを使い、ことばたくみに、
不条理な条件で買いにきました。
断ろうとすると、「殺されてもいいのか」とおどされました。
その犬はただ同然で買った農作物を町の犬達に
法外な高値で売り、利益を得ました。
村の犬達はそれに気づき、きゃんきゃん鳴き始めました。
きゃんきゃんきゃんきゃんきゃうーん
村の犬学校に賢くて血の気の多い生徒犬が何人かいました。
あまりに村犬の泣き声が激しいので、
金持ち犬のやしきをミサイルで攻撃しました。
何匹もの金持ち犬と関係ない犬がいぬじにしました。
(いいかげん誰か止めてくれー)

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