西川進の軽い興奮状態
興奮日記
2003
★10/27
トンネルの中で数えるもの
本日、私のソロプロジェクト「GOAT STAR」の、
プロモーションのため、滋賀に向かった。
前日、大阪に滞在していたので、
大阪駅から、JR琵琶湖線を使い、大津駅に向かった。
JR琵琶湖線は、実家にいる頃よく乗っていた電車で、
当時は琵琶湖線なんて言う言葉も無く、
只の東海道線で、20年ぶりくらいに、
この電車に乗ることになる。
山科から大津の間にはトンネルがあり、
トンネル内の電灯が窓の外をひゅんひゅん飛ぶのを、
心の中で密かに楽しんでたものだ。
今日も密かに、ひゅんひゅんを期待してたのだが、
、、、、ひゅんひゅんは無くなってた、、、。
地理的には、私の故郷である「近江八幡」を基準にすると、
近江八幡→→草津→→膳所(ぜぜ)→大津→山科→京都→
→→→大阪、、と言う感じだ。
膳所(ぜぜ)から大津、大津から山科の間には、
それぞれ長いトンネルがあり、
京都に行くときは必ず、その2つのトンネルで、
窓の外の電灯が、ひゅんひゅんと飛ぶのだ。
京都より先(大阪方面)の駅へは、
生まれてこのかた3度しか行ったことがない。
(1度目は、小学校の頃、万国博覧会に家族で行った時、
2度目は、88ロックディというコンテストに入賞し、
決勝大会で、大阪に出向いたとき。
3度目は、ゲンさんという人に、宇崎竜童に会わせてやると言われて、
大阪厚生年金に出向いたとき、、、。)
遊びにいくときは、ほとんど京都だった。
デートで映画を見に行くときも京都。
ケンタッキーフライドチキンを食べるのも京都。
京都に行くときは必ずその2つのトンネルを通る。
ひゅんひゅんはたぶん、トンネル内の蛍光灯だと思うのだが、
何メートルかに一つの間隔で灯されていて、
窓からみると、人魂とも言えず、UFOとも言えず、
何とも言えない光の玉が、
前から後ろに「スゥー」っと飛んで行くのだ。
それが私的には何故か大好きで、
ついつい、1、2、3、4、と、
光の玉を数えてしまうのだ。
幼い頃は、よくおじいちゃんに連れられて、
京都タワーに遊びに行ったものだ。
おじいちゃんは必ず、
膳所から大津、大津から山科の間の
トンネル内のひゅんひゅんの数を数えなさいと言った。
その数が、2つのトンネルのどっちが多いかと問われた。
私も、必死になって数えた。
1、2、3、4、5、、110位はあっただろうか。
今日も数える気満々で、心の準備をしてたのだが、、。
すごく残念だった。
今は意味もなく数を数えることはない。
数えたとしても、お金位であろう。
どちらにせよ、生活して行くため、
生きて行くために必要なことしか数えない。
幼い頃、トンネルの中で数えていたものは、
一体なんだったんだろう、、。
そんなことを思いながら、大津の駅で、
乗ってきた電車を見送った。
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