雨の夜に君を想う
ただ単純に
雨に濡れて風邪を引かないだろうかとか
雨音で眠れないんじゃないだろうかとか
そんな心配をして
そんな心配をしている間にも
地球は回っていて、時間が過ぎていって
君は違う世界でずーっと頑張っていて
そこに自分は立ち入る事は出来ないけど
そんなに遠く離れていない場所に君はいるのだから
きっとこの雨音も同じリズムで聞いているんだろうと思うと
とにかく君のいる方角に
バラライカのメロディを発信して
この雨が少しでも暖かくなるように祈る
今はそれくらいの事しか出来ないけど
とにかくただ単純に
風邪を引かないようにねと願う
君の話すリズムを思い出して
雨音のリズムに重ね合わせて
しばらく眠らずに過ごそうかと思う