round and round


いやあ〜ほんとすごかったね。
ディズニーランド貸し切りでタワーオブテラー乗り放題。
落ちて落ちて落ちまくったよ。

しかも最後に乗った時には、Walt Disneyさんが直々にやってきて、
特別な人にしか体験出来ないと言う秘密のボタンがあるというので
押してもらったらなんと、、、
外の見えるエレベーターに乗ったまま、地上3000mまで飛び上がり
landの方に向かって落下していくんよね。
スペースマウンテンの天井がぱっかり開いて、
そのままコースターのレールを走り、
回転回転回転、、、。
いきなり本線から分岐して秘密の地下レールを時速200kmで疾走、
途中ホーンテッドマンションの幽霊達のパーティー会場を突っ切り、
スプラッシュマウンテンを猛スピードで逆走しその勢いでジャンプ、、、
ああ、、、もうこのまま落ちると思いきや、
ジェット気流を利用して作った空気のパイプの中をゆっくりとseaの方へ、
そして元のタワーオブテラーにめでたく戻ったのでした。

記念にWalt Disneyさんからもらったミッキーのメダルをポケットに入れ、
愛車に乗って自宅へ。

エンジンをかけて動かそうとしたら、アクセルも踏んでいないのに前進、、、
なんでやろ、、、って思い、とりあえずエンジンを止めて様子を見る。
窓から下をのぞいてみると、アスファルトがうねうねしていて、
なんか生きているみたいに動いてるんよね。
前を見たら大きい標識が立っていて、見てみると
《有機生命体道路 横浜方面》

なんかわけわからんけど、とりあえず横浜に行くみたいだし、
このまま行ってミルク、、、と思い、座席をちょっとリクライニングする。
駐車場を出てもまだのろのろしていて、これじゃいつ到着する事やらって思っていたら、またでっかい標識が現れた。
《これより高速生命体道路!!窓をお閉めください。シートベルトを必ず着用し何かに掴まって下さい》
高速生命体って、、、どんな?って思いながら一応シートベルトを確認。
料金所らしきゲートを通ってしばらく進むと、前方に霧のような物が、、、
アスファルトだった道路は何やら水のような物質に変わってきている、、、いや、
明らかに水、、、。そして前方は、、、えっ?滝?

ほぼ垂直に落下していくのだが、何故か車体は水平を保っている。
そして水が、、、まさしく生命体のように塊になったり、しぶきになったりしながらも、この車を優しげに包んで下の方まで運んでいってくれている。
ゆっくり降下していく。

降下の途中、突然水達が車の周りをぐるぐる回り始める。超高速回転。
違うグループの水の塊がフロントガラスになにやらメッセージを形どっている。
水で出来た文字を読んでみると、、、
《ただいま洗車サービス中》
、、、あはは、、、。

どうやら地面に降りたらしい。ごく普通の高速道路風なのだが、
アスファルトの部分が、、、川の様になっている。
でも、沈む事も無く水面を静かに走っていく。
エンジンをかけていないのでスピードメーターを見れないけど、
体感的には100kmを裕に超えていて、さらにスピードが上がっていく。
それだけのスピードなのに、何故か、、、水しぶきが全く上がっていない。

あっという間にお台場を通り過ぎ、羽田空港の光を見たあと、何故かもう一度葛西臨海公園の観覧車を通り過ぎて、、、
(えっ戻ってる?時空が変な事になってる?)って思いながらも、つばさ橋を通り、ベイブリッジを通り、マリンタワーを右手に見ながら進んでいくと、また大きな標識が。
《この先5kmで一般高速道路!!エンジンをおかけください!!》

境目があまり分からなく、気が付いたら普通の第3京浜道路、、、。

サイドミラーにパトロールカーの回転灯が真っ赤にくるくる、、、。
危ない危ない、、、もう少しでスピード違反する所だった、、、。

自宅に着いたら、カルが嬉しくてくるくる回ってて、あまりにくるくる回るもので、何かバターの匂いがしてきて、「危ない!!」と思い回転を制止!!
、、、ふーっ、もうちょっとでカルがバターになる所だった、、、危ない危ない、、、。

いやー今日はさすが疲れたね、、、。
シャンパーンが冷えていたので栓を抜き、生ハムと一緒に戴く、、、。美味しい、、、。
グラスの泡がゆっくりと螺旋を描いている。
見ているとだんだん速い回転になってきて、、、「酔っぱらってるのか?」と思いながら見ていると、泡達が文字を形成する、、、。
《今日はお疲れさま》
《有機生命体道路いかがでした?》
どうやら同じ仲間らしい、、、。
《このシャンパーンを飲むと、面白い夢が見れますよ》
その言葉のあと、普通の泡に戻った。
思いきって飲み干してみたら、不思議な味がした、、、。

ふらふらと寝室に行き、ベッドに飛び込む、、、ごつん!!
ベッドの頭の出っ張った部分に頭を強打、、、あいたたたたた、、、。

まあ、お決まりなんだけど、、、、
頭を打った瞬間、漫画見たく目から星がいくつか出た。

ほとんどの星は一瞬で消えていったんだけど、
一つの星だけが、何故か膨張していってる、、、。

最初は指でやっとつまめるくらいの大きさだったのが、
コンペイ糖くらいの大きさに、、、

星と言っても球体では無く、いわゆる「☆」←こういう形で膨張。
しかも、私のからだの下辺りに転がって膨張。

どんどん膨張。

星の形だけど、上から見ると星じゃなく、
ちょうど星形にスポンジの板を切り取ったような形。
触り心地も表面はスポンジのように柔らかい。
スポンジと言うよりは、、、テンピュールの枕みたいな感じ、、、。

どんどん膨張。

ちょうど星形のへこんだ所にまたがる感じになっていく。

どんどん膨張、、、。

部屋いっぱいに膨張。そしてとうとう、星の先っちょの方が屋根を突き破り、星空が見える。完全に屋根を突き破った所で、突然星が急上昇、、そして、、、
急に回転をはじめる、、、。

徐々に高速回転、、、くるくるくるくる、、、。

でも星なので一応「引力」があるわけ。なので私は落ちないわけ、、、。
くるくるくるくる
星が見えて、、、夜景が見えて、、、星が見えて、、、夜景が見えて、、、。
そのうち、見た事無い景色なんかも見えたり、突然葛西臨海公園の観覧車が見えたり、、、水しぶきが上がったり、、、くるくるくるくる回転、、、


くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる

引力と遠心力のバランスが崩れ、いきなり星から離れて飛んでいく、、、
上に行っているのか下に行っているのか全く分からない、、、
光のトンネルと水のトンネルを通り、カオスのイメージから脱出しようともがく、、、もがく、、、もがく、、、。





気が付いたらベッドの上、、、。

夜が明けていて、お日様が差し込んで、小鳥が鳴き始めている、、、。

はい、ありがちですよね、、、夢オチ、、、。

ま、面白い夢を見れたんで、夢日記でも書こうと思っていたら、
右手が何かを握りしめている事に気が付いた、、、。

手を開いてみたら、、、なんと、、、ミッキーのメダル、、、。

外を見ると、窓ガラスに水滴が着いていて、何やら文字に見える、、、
近づいて見てみると、、、やっぱり文字、、、。

「おはよう!!また会おうね!!」

読み終わったら水滴が、くるくる輪を描きながら空に飛んでいった、、、。

round and round and round and round
round and round and round and round

rolling rolling rolling!!
rolling rolling rolling!!
rolling rolling rolling!!
rolling rolling rolling!!



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